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金曜は午前中から急な所用にて更新ができませんでした。
ご存知の通り、その前夜の米国市場は各国中央銀行のドル資金の協調供給に続き不良債権 買取機関の設立観測の後押しにより爆上げでした。当然、その流れを受けて大証も激しく GUし、揉みながらも上値追いとなり、なんと880円で大引けを迎えました。 ちなみに夕場は大台突破の110円でしたから上出来です。
英国では19日午前零時(日本時間8時)から翌年の1月16日まで金融株の空売りが禁止 されましたし、米国でも金融株について一時的(10月2日まで:延長の可能性もあり)に 空売りを禁じる緊急命令を出したようですから、利食い売りや、それを勘違いして最悪、投 げが出ても目先の単純な押し目と解釈できる場面となることが現物では展開されると推察さ れますので、余程先物の強力な売り仕掛けが炸裂し続けない限り、激しい下落に目先、連続 遭遇する可能性は低いと言えます。
案の定、週末の米国市場も爆上げとなり、このまま激しい事件等がなけば、週明けにも良い 影響を与えそうです。ただ少々気になるのが、あのリーマンさんがダントツに売り向かって おり15,000枚以上売り越しているのです。夕場には参戦していないようでしたが、とにかく 余程勝算があるのかヤケクソなのか不明ですが、どうしたのでしょうという感はございます。
また、20日夜、パキスタンで米国系ホテルが爆弾テロに遭い、死者50人以上、負傷者は 200人と伝えられた新聞報道を読み、心が痛みますし、犠牲者には哀悼の意を表しますが、 早く地球上からテロ行為が撲滅して欲しい限りです。
では引き続き良い休日を!そしてお仕事の方は頑張って下さい!
追伸:米国政府は金融機関が抱える住宅ローン関連の不良資産について最大7000億ドル (約75兆円)の公的資金で買い取る計画を議会に提案したようです。上下両院で承認を受け 直ぐに法案化されれば、絵に描いた餅が本当の餅になるので、米国政府の対応は非常に早い と評価できる反面、それだけ深刻な問題であるということが一連の世界各国を巻き込んだ対応 で露呈しているので、言わば緊急手術はできそうだが本当に健康を回復するにはリハビリが 必要だということです。リハビリ中に急に悪化したり回復が想定より長引くことも十分考え られますので楽観視はせず、常に最悪のシナリオを想定しつつ、地道に参戦して下さい。